PCで音楽再生中に一時停止し、ちょっとしたら自動再開させる方法

ゴールデンウィークあたりからkeyhacというソフトでのカスタマイズにハマっています。
これで何ができるかというと、ソフトの名前(キーハック)のとおりいろんなソフトのショートカットキーをハックできてしまうのです。
ショートカットキーといえばCtrl+CのコピーとかCtrl+Vの貼り付けが有名どころですが、これらのキーと同じようなやつをユーザー側で定義して、勝手にショートカットキーを後付けしてしまおうというソフトな訳です。
で、その定義方法はLL言語Pythonで記述するようになっています。これが良い。すごく良い。
Pythonはまだ始めたばかり(条件文や関数のあとの:をしょっちゅう忘れるくらい)ですが、基本的にシンプルな言語なので書いてて楽しい。この処理よく使うな、よし定義だ、みたいな。
で、前置きが長くなったんですが、「Windows Media Playerとかで音楽再生中に一時停止し、5分したら自動再開させる」という「Alt+Shift+P」で実行させるためのスクリプト

from keyhac import *

def configure(keymap):

    def music_pause_and_play():

        def job_music_pause_and_play(job_item):
            import time
            keymap.command_InputKey("(%d)" % VK_MEDIA_PLAY_PAUSE)()
            time.sleep(5 * 60)  # [sec]
            keymap.command_InputKey("(%d)" % VK_MEDIA_PLAY_PAUSE)()

        job_item = JobItem(job_music_pause_and_play)
        JobQueue.defaultQueue().enqueue(job_item)

    keymap_global = keymap.defineWindowKeymap()
    keymap_global["Alt-Shift-P"] = music_pause_and_play

ちなみに

            keymap.command_InputKey("(%d)" % VK_MEDIA_PLAY_PAUSE)()

の部分は、以下のように書き換えても同様に動作します。(多分 ↓ こっちの方が処理は軽い)

            pyauto.Input.send([pyauto.Key(VK_MEDIA_PLAY_PAUSE)])

なお、上記のスクリプトは、『別の作業をして音楽を一時停止させた後、再生し忘れる人は必見のスクリプト | ライフハッカー[日本版]』でAutoHotkey*1を使った方法として紹介されていてナルホドな〜、と思ったのでkeyhacでもやってみました。
PCで音楽を聴いているところに電話がかかってきたときに便利ですね。
(とっさにAlt+Shift+Pは個人的にはちょっと押しにくい気もするけど)
そんな訳でkeyhacおすすめです。WindowsユーザーでPythonに興味のある方は是非。また何か思いついたら書きたいと思います。

*1:keyhacと同様のショートカットキー定義ソフト、こっちの方が有名だが独自言語に馴染めなかった