ちょっと意外な『必死のパッチ』の語源とは。

今日の夕方、ニュース番組を見ていたら、その特集でメタボリックシンドロームを取り上げていた。その中で大阪のおばちゃんが「必死のパッチでがんばったわ」などと言っていた。
この「必死のパッチ」という言葉は今は亡き、うちの母親の口癖で、すごく懐かしいなぁと思うのと同時に、パッチって何??と今更の事ながら気になったので調べてみたら、Yahoo知恵袋でその答えを発見!

ベストアンサーに選ばれた回答
amz00940さん

昨日、関西ローカル番組の阪神タイガース企画で『必死のパッチ』の語源を調べていました。(こんな事を真剣にやるのが関西ローカルらしいところですが^^;)

それによると、将棋駒の桂馬は進路が二股に割れるので股引になぞらえて『パッチ』と隠語で呼ばれる事があったそうです。したがって、桂馬を打たれた事で自玉の逃げ場が無くなり、相手にひたすら王手をかけて敵玉を詰めるしかなくなった状態が『必至のパッチ』です。将棋用語の『必至』については以下のwikiを参照にしてください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E8%87%B3

その後『必至』が同音語の『必死』にかわり、将棋以外の世界でも、がむしゃらにやるしかない事を指すようになったのだとか。『必死のパッチ』という語感のリズムが良いので使いやすかったんでしょうね ^^

「必死のパッチ」のパッチとは何のことでしょうか? - 昨日、関西... - Yahoo!知恵袋

なるほど〜。将棋から来ていたとは。
長年とくに疑問も持たずに生きてきましたが、すごくスッキリしました。
ちなみに「必死のパッチ」つながりで本の紹介。

内容(「BOOK」データベースより)
「も、もうアカン…!もうアカンねん!ワシも死ぬから、オ、オマエも死んでくれ!」「オ、オマエ一人で生きていかれへんやろ?せやから、ワシと一緒に…」「イ、イヤや!イヤや!ボク死にたないっ!ボクは生きたいねん!生きるねん!何があっても死にたくないっ!」オトンから向けられた刃物の恐怖。容赦ない借金取りのオッサンたち。孤独も貧乏も不安も寂しさも、全部笑いとしゃべりで乗り越えた―。

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まだ読んでないんですが、レビューを見る限りすごそうな本。今度読んでみたいと思います。